化け狐と猟犬 ~十人十色~
ゾロアークGXの相方候補をTwitterでアンケート取ったら、
見事に割れたので、ルガルガンGXとジュナイパーGXそれぞれについて書くことにした。(投票して下さった128人の方々、ご協力ありがとうございます。)
今回はルガルガンGX + ゾロアークGX、通称:ルガゾロについてのあれこれです。
ルガゾロとは?
様々なデッキでドローソースとして活躍している、ゾロアークGXのライオットビートをメインに添えて、ルガルガンGXの特性:ブラッディアイで相手のベンチポケモンを次々と呼び出して倒して行くテンポデッキの一種です。
ルガゾロのデッキ構成
ルガゾロは非常に自由枠が多いデッキです。デッキの骨とも言える軸の部分を除けば、他の部分は人それぞれ、どのようなコンセプトに寄せて行くかによって変わって来ます。
僕がルガゾロの軸と考えているのは以下の34枚です。
簡単に言うと僕の中でのルガゾロは26枚の自由枠が存在します。
A. ウツギ博士のレクチャー型
ウツギ博士のレクチャーと言うサポートカードがあります。これはHP60以下のたねポケモンを3枚まで手札に加えることが出来る強力な展開札です。
これを展開の主軸に添えて作成したルガゾロが以下の様になります。
ゾロアークGXやルガルガンGXで火力を出し易い様にククイ博士の枚数を増やしたり、ディアンシー♢が投入されています。また、ゾロアークGXとルガルガンGXの耐久力を上げるムキムキダンベル、それを活かすアセロラも投入されています。
ウツギ博士のレクチャーはHP60以下のたねポケモンであれば何でもサーチ出来るので、ゾロアやイワンコの他にサブアタッカーを添えて選択肢を増やした型も存在します。
上記の例として、ルガゾロマニューラが挙げられます。
マニューラは特性を持つポケモンを大量に使用するデッキ(ルガゾロを含む)に有効に働くアタッカーです。相手の動きを大きく制限して試合を有利に運べます。進化前のニューラにはHP60の個体も存在するので、ウツギ博士のレクチャーでサーチ出来ます。
また、ウツギ博士のレクチャーでゾロアとイワンコをサーチして、ネストボールなどのグッズでサポートポケモンをサーチする型も存在します。
例として、ルガゾロマグカルゴが挙げられます。
マグカルゴは特性で自分のターンに1回好きなカードを山札の上に持って来ることが出来ます。これをゾロアークGXの特性で引き込むことで好きなカードを自分のターンに1回手札に加えるコンボになります。コントロール寄りのコンセプトになっているので、相手の動きを妨害するジャッジマンの枚数が増えたり、改造ハンマーが投入されたりしています。
B. ポケモンだいすきクラブ型
ポケモンだいすきクラブと言うサポートカードがあります。このカードはウツギ博士のレクチャーと違い、HPに関係なくたねポケモンであれば何でもサーチ出来ます。ただし、サーチ出来る枚数は2枚までと少なめです。
これを展開に添えたルガゾロは以下の様になります。
ポケモンだいすきクラブがドローに繋がるようにマーシャドーが採用されています。また、苦手なマッシブーンGXのデッキに対抗する為にデオキシスが、ミラーやたねGXデッキにサイドレースを有利に進めるためにマッシブーンがサブアタッカーとして採用されています。どちらもポケモンだいすきクラブでサーチ出来るポケモンです。
他には、ルガゾロのメインアタッカーにマッシブーンGXを加えたルガゾロマッシやゾロアークGXの弱点を補う為にサブアタッカーとしてアーゴヨンを厚く採用したルガゾロアーゴヨンなどが存在します。
まとめ
長々と様々なルガゾロを紹介して来ましたが、これらは一例に過ぎません。型によってマッチアップやプレイイングが変わって来るので、ここには書きません。
僕の個人的考えではルガゾロに正解はありません。極論を言うと、ゾロアークGXとルガルガンGXを採用していれば、それがルガゾロです。スタンダードレギュレーションに於いて、ここまで人によって様々なカスタマイズ性があるデッキは他には無いでしょう。
タイトルにある通り、ルガゾロはその人の好みや性格を表しているのかも知れません。
誰かがルガゾロ性格占いみたいなものを作ってくれることに期待します。
終わり。